アクセス解析を活用した事例をご紹介します。
ケース1:認知・拡散
地方自治体による「キャンペーン認知度向上施策」の事例です。
ゴール
多くの人にキャンペーンサイトを見てもらい、認知度を上げること。
状況
イベント担当者Aさんはキャンペーンサイトの認知を広げるために、観光ポスターに「キャンペーンサイトへ誘導するQRコード」を載せることにしました。
そのポスターは市内の駅や商店街など10箇所に掲示しました。
結果
駅前のA地点のポスターは毎日50回以上のスキャンがあり順調だったが、ある日を境に0回になった。
商店街のB地点のポスターは週に3回スキャンされていた。
解析から見えたこと
A地点のポスターは、破られたり汚されたりした可能性がある、状況を確認しに行こう。
B地点のポスターは、掲示が目立たない可能性がある、場所を少し変えてみよう。
💡「いつ」「どこで」スキャンされたかがリアルタイムでわかるからすぐ次の手が打てる!
次は、アクセス解析に「GA4」のデータを掛け合わせ、さらに一歩踏み込んで分析した事例です。
ケース2:売上・成約
新型の業務用コーヒーマシンを販売する企業の「展示会パンフレット」と「営業名刺」の事例です。
ゴール
サイト内の「デモ機貸出申込み(コンバージョン)」を増やすこと。
状況
コーヒーマシン紹介サイトへ誘導するQRコードをパンフレット、営業マンの名刺に印刷。
展示会でパンフレットを1,000部配布し、営業マンが名刺を500枚配りました。
結果
スキャン回数は、パンフレットが300回、名刺が30回だった。
GA4で詳しく見ると、
パンフレットは300回のうちほとんどがトップページだけみて離脱。申し込みは0件。
名刺のスキャン数はわずか30回。しかしそのうち5人が「導入事例」を熟読し、3人が「デモ機貸出」に申し込んでいた。
解析から見えたこと
パンフレットは手に取られやすいが、冷やかしが多い。逆に、名刺のQRから来る人は、営業マンと対話した後の「熱量が高い見込み客」といえる。
パンフレットの内容を、名刺で渡した時のような信頼感重視の構成に変えることで、成約につながられるかもしれない。
💡GA4で「成約」まで追ったことで、スキャン数だけでは見えない「本当に価値がある流入元」が特定できた!
GA4で分析するための準備
GA4で「どのQRコードから来たか」を判別するためには、URLの末尾に「パラメータ」という専用の目印をつける必要があります。
これがないと、GA4上ではすべて「直接サイトを開いた人(Direct)」としてひとまとめに集計されてしまい、パンレット経由か名刺経由かが見分けられなくなります。
